こんにちは。かえなです。
夏休みに入り、久しぶりに家族旅行に行ったのもつかの間、家族全員コロナ陽性になりました😱
夫は無症状ですが、娘は40度の発熱、私も38.5度の熱が出ました。
とにかく頭痛、関節痛、のどの痛みが激しく2~3日は本当に辛かったです(><)
やっとパソコンを開く元気が出てきました。
本日は、放射線治療後半~終了以降の体調や乳房の皮膚の変化、またホルモン治療を開始した後に出てきた副作用について書いていきます。
放射線治療後、症状が出てきたのは後半戦から
放射線治療開始9日目あたり~少し眠気、だるさを感じるようになりました。
毎日通院している疲れもあるのかなぁと思っていましたが、9日目以降さらに眠気が増してきました。
私は夜しっかり寝るので、あまりお昼寝をするタイプではないのですが、仕事→病院から帰ってくると、もう眠くて、眠くて…
ソファで横になることも多かったです。
でも、家族が夕飯を楽しみにしてくれているので、料理はなるべく手を抜かず作ってました。
私は作る予定のものを忘れてしまうことが多いので😓献立を手帳にメモ書きしています。
今見返すと、メインはタラの蒸し煮、バンバンジー、砂肝とニラもやし炒め、キーマカレー、サラダチキン、エビフライ、鶏のから揚げなどのメニューが並んでました。
(鶏肉多すぎ(笑))だいたい一汁三菜で作っているので、これに小鉢二品とお汁という感じです。
小鉢は煮物を作って数日食べたり、洗って盛ってポン酢をかけるだけのもずく酢とか、こちらも切って塩こぶと混ぜるだけのキュウリやキャベツの即席漬けなど、超簡単にできるものや作り置きで乗り切りました。
今思えば、もう少しお総菜などに頼ったり、一品料理でも良かったのかなぁ…と思うのですが、毎日毎日交通費と治療費で出費がかさむので、食費を抑えよう!癌に負けないようにちゃんと栄養を摂ろう!という気持ちも強かったのだと思います。
前回の記事で書いたように、放射線治療後半戦は眠気と乳房の皮膚の色素沈着は続き、乳輪にできたおできは放射線治療終了時までに治ることはなかったです。
それに加え14日目(残り2回)の頃から、強いかゆみが2~3日続きました。
その後、かゆみに加えて乳首が過敏になり、放射線治療を16回完遂した後は、下着が擦れると痛みを感じたり、日焼け後の皮膚のように皮むけが始まりました。
放射線治療終了後~2週間の副作用 乳腺外科受診
治療終了から約2週間後に、乳腺外科の診察がありました。
この頃が乳首の痛み、かゆみ、皮膚の色素沈着、皮むけが一番ひどかったです。
乳首の痛みは日にち薬で対応するしかなく、かゆみにはステロイドを使ってOKとのことでした。
ただし、一日一回、一か月くらいであればOKだが、それ以上の長期使用はやめた方がいいとのことでした。
もし一か月間ステロイドを使用してもかゆみが収まらない場合は、主治医に確認した方がいいと思います。
皮膚の色と皮むけは、放射線治療終了1週間後から増してきました。
トラブルが出るのが嫌だったので、放射線照射が終わっても美白成分等の入っている保湿剤は使わず、ヒルドイドだけで対応しました。
日々お風呂上りに鏡で確認していましたが、保湿しても保湿しても日々赤黒くなっている気がします(T_T)
しばらく公衆浴場のようなところは行けないな…と思いました。
私はあまりスーパー銭湯などは行きませんが、もし「温泉大好き!」「サウナで整いたい!」という方がいらっしゃったら、ちょっと悲しいかな…と思います。
ホルモン治療開始
放射線治療が13回終わり、残り3回になった頃、放射線治療でめまいや吐き気を起こすほどの副作用もなかったので、いよいよホルモン治療を開始しました。
子宮筋腫、子宮がんへの影響、更年期症状の出現等々どんな影響がでるのか不安はありますが、とにかく一度飲んでみようと決めたので、
「タモキシフェン20mg」を一日一回、朝食後に服用を始めました。
一日一回…慣れるまでは忘れてしまうことが多く、一週間に5回くらいしか飲めていなかったと思います。
ホルモン治療の副作用
生理が終わってから服用を始めたので、次の生理はほぼ予定通りにきました。
ただ飲み始めて二か月弱経った頃、耳に激痛が走ったり、吐き気を伴うひどいめまいがでるようになりました。
階段を下りるときは、手すりを持たないと怖いくらいのめまいです。
20年来の片頭痛持ちですが、こちらも頻発するようになりました。
以前は痛み止めで対応していましたが、鎮痛剤を多用するのはあまり良くないのでは?!と思い、4年前に脳神経外科を受診し、今は「アマージ」という薬(痛み止めではなく、脳の血管を収縮させて痛みを抑える薬)を、頭痛が出た時だけ飲むようにしています。
その薬を飲む回数も、2倍くらいになった気がします。
そしてタモキシフェンを飲み始めてから2回目の予定の生理は一週間くらい遅れ、経血量も少なく、生理の終わりのような状態がいつもより長めに続きました。
頭痛、めまいの頻発、生理の遅れや変化があり、やはり薬の影響のように思いました。
気のせいかもしれませんが、お薬をお休みすると頭痛やめまいは少し良くなります。
本当はこの時点で、一度主治医に相談した方がよかったのだと思います。
しかし、子供の小学校卒業&中学入学で慌しく、その考えが浮かびませんでした😢
だんだんと、薬を飲まない日(&忘れる日)が増えていったように思います。
週に1~2回くらいしか服用できない時期もありました。
その後は、また週5回程度(どうしても忘れてしまう日があります💦)服用を始めました。
ホルモン治療開始、約三か月後の乳腺外科受診
こんな状態で3か月後の定期健診になりました。
放射線治療中に受診した時も行ったのですが、今回もまず血液検査をします。
これで主に腫瘍マーカーと肝機能を確認しているとのことです。
私の場合は、
CA15-3
CEA
という二項目で腫瘍マーカーを確認しています。
前回も今回も、数値は問題なく安心しました。
そしてこの三か月間で現れた副作用や疑問について、主治医と話をしました。
(→はドクターの見解です)
Q 生理に変化あり(予定より遅れる・月経量の減少・その次の生理は月経量過多)
→生理の変化は致し方なし
Q 薬服用2か月後~めまいと片頭痛が頻発
→めまいや頭痛は出る可能性がある
めまいに対応する薬を処方し、それで対応するか?
Q 決められた通り服用できていないため、この状態で効果はあるのか?
→ホルモン治療の薬を決められた回数服用できていないことに対するデータはない
ただ抗がん剤で考えると、85%の服用率はOK
80%以下で効果がかなり下がるとのこと
Q 子宮筋腫に影響があるか?
→影響ある人とない人がいる(個人差あり)
Q 骨(骨粗しょう症など)に対する影響は?
→骨は強くなる
タモキシフェンと同じ作用機序の骨粗しょう症の薬もある
(ちょっとびっくり⁈)
Q ホルモン治療を5年間完遂したと仮定して、ガンの再発・転移を抑えられる確率は?
→全身の再発・転移への影響は薬を飲んでも飲まなくても関係なし
乳房内の再発の軽減が、浸潤がんの場合で3~4%くらい
私の場合、非浸潤がんなのでそれ以下と考える
Q 副作用のために生活の質(QOL)が下がるなら、薬の服用を続けるか悩ましい…
→もう少し服用してみて副作用が強かったら、やめるという選択をしてみてはどうか?
ドクターとのやり取りの中で…
ホルモン剤を飲み始めた影響でめまいが出て、さらに薬をプラスするのは、元々薬をあまり飲みたくない私としては違和感しかなく、丁重にお断りしました(汗)
しかし、半年以上診て頂いて信頼のおける先生だったので(その先生がおっしゃるなら…)
もう少しだけ頑張ってホルモン治療を続けてみようと思いました。
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