こんにちは。かえなです。
2021年6月に受けた健康診断の乳がん検診でカテゴリー4になり、要精密検査になりました。
その後大きな病院を受診し各種検査の結果、異型乳管過形成(ADH)と診断され、9月に手術を受けました。前回までの記事で退院するまでの細かな経緯を書いてます。
今日は術後一か月間の経過と、大病院の初診から手術後の傷口確認の受診までにかかった治療費や雑費(入院、手術で購入したもの等)お金の話について書きます。
退院日(手術2日目)
退院後、病院まで夫が車で迎えに来てくれました。
機内持ち込み可能な大きさのスーツケースと紙袋一つ分の荷物があったので、右腕をあまり使いたくない状況としては、電車で帰るより車で帰るほうが安心です。
家の近くに着いたのは早めのランチタイムの時間だったので、くら寿司でお寿司を食べ、スーパーに寄って帰りました。
たった4日ですが病院食だったので、おいしくお寿司を頂きました♡
しばらく重いものを買わずに済むように、少し長めに使える重たい食材(牛乳やキャベツなど)を購入しました。
自宅に着いてからは、入院グッズの片づけや掃除機かけ、洗濯物たたみなどの家事をし、夕食は簡単にカレー、そして冷凍してあったきんぴらごぼうにしました。
人参やじゃがいもなどの野菜も切れるし、お米を研ぐのも問題ありません。
腕を伸ばしたり上にあげるのは怖く、違和感もありましたが、痛みというほどではありませんでした。
以前受けた針生検の後より、痛みや違和感は少ない気がします。
体へのダメージや切除している組織の大きさは今回の手術の方がはるかに大きいはずなのに、不思議です。
もちろんこの日はシャワーです。
傷は赤くみみず腫れ状態で、胸に小さなしこりがありました。
恐らく針生検後にもできた血腫かな…と思います。
退院日に外食できるほどですし、思ったより家事もできます。
2日前に全身麻酔で手術を受けたとは思えないくらい、自分では元気だなぁと思いました。
手術3日目~1週間
【術後3日目】
・傷は赤いミミズ腫れのようで、小さなしこりあり
・医療用アロンアルファの部分はテカテカしてきた
・洗濯物を干す時、腕を最大限伸ばしてピンチを留めるのは怖いので、角ハンガーを低い位置につり下げて干した
・一枚干しのハンガー(軽い物)は腕を伸ばして竿にかけられる
・吊戸棚を開けるのは腕を伸ばし切らず縮こまった感じで(笑)
もしくは反対側の腕を使った
【術後4日】
・傷の赤味が一部分だけ肌色になった
・しこりが少し大きくなった気がする?!
・術後ずっと着けていた胸帯を外して就寝した
・医療用アロンアルファ部がペタペタしてきた
【術後5日】
・今までよりしこりが広範囲になった
・胸帯ではなく、下着をブラトップに変えたからか(?)すこし傷に違和感があった
・医療用アロンアルファの部分に服の繊維がついて、グレーに変色してきた
【術後6日目】
・切除部分よりも外側までしこりが大きくなった
・傷の違和感は日に日に良くなっているものの、ゼロではない
・洗濯物干しや吊戸棚の開閉は躊躇なくでき、腕を伸ばすのも違和感なくできる
【術後7日目】
・背筋を伸ばして肩甲骨を寄せても(胸を開くストレッチをしても)違和感なし
手術1週間~
【術後1週間以降】
・先週より傷の違和感はだいぶ少ない
・傷の盛り上がりが減り、赤味が薄くなってきた
・傷の部分を手にのせた泡で躊躇なく洗える
・洗面台の鏡など高い場所の雑巾がけも傷の引きつれ感なし
術後初めての診察(術後11日目)
傷口はきれいに治ってきているとのことでした。
胸にあるしこりは「かさぶた」みたいなものだそうです。
超音波(エコー)を当てる(結構強くグリグリされるので痛いです)と、皮膚の表面に古い血液や浸出液が溜まっていましたが、少ない量(10ml弱くらい)なので注射で抜かず、自然に吸収されるのを待ちましょうと言われました。
術後2週間入浴禁止なのは傷口の感染予防のためで、その後2週間(術後一か月間)は一番風呂に入るようにとのことでした。
当然、一か月間は温泉やプールも控えるようにと言われました。
傷は盛り上がり、素人目にはかなり不細工ですが(-_-;)腕を動かした時にテンションがかかって傷口が開かないようにするため、わざと盛り上がりをつけて縫合しているそうです。
いずれ平らになり、赤味も消えていくとのことでした。
手術2週間~
・傷の痛みはなし
・右腕を真横に広げることは問題ないが、斜め上へ伸ばすようなストレッチは難しい。
・しこりは以前より小さくなったが、まだある。
・切除した部分の皮膚の感覚があまりない。
(局所麻酔を打った後に皮膚を触っているような感覚)
手術3週間~
・医療用アロンアルファの部分にかゆみと湿疹がでてくる
・3~4日経つとかゆみと湿疹が増し、アロンアルファ部分が日焼け後の皮膚のようにめくれてきたので、入浴後こすって除去した
・数日後、かゆみはあるものの以前より良くなった
・傷が以前より白っぽく(肌色に近く)なり、傷全体の1/3程は平らに近く、2/3はまだ盛り上がっている
「要精密検査~手術~術後の診察」までにかかった費用
総額 120,544円
(医療費計 115,814円+雑費計 4,730円)
治療・入院にかかった費用を計算したところ、約12万円でした。
これに往復の交通費が一日当たり約1,000円かかりますし、入院中に飲むために購入したお水やお茶、旅行用の小さいボトルの洗面用品など、細々したものを含めると合計約13万円以上はかかりました。
これから治療をされる方がいらしたら、参考にしていただければと思います。
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