こんにちは。かえなです。
2021年夏に異型乳管過形成(ADH)と診断され、9月27日にしこりの切除生検手術をしました。
それまでの経緯や術後の痛み、治療費などについては以前ブログで綴っています。
今日は一か月後(2021年10月下旬)の病理検査の結果について書こうと思います。
手術後一か月の生活
手術後11日目に傷口の診察があり、その後は様子を見ながら日常生活を送っていました。
週二日午前中だけ歯科衛生士のパートをしていますが、院長や周りのスタッフのご厚意で約三週間お休みを頂きました。
あとから考えればもう少し早く復帰できたような気もしますが、SRP(歯茎の下に付いている固い歯石を取る治療)など手と腕に力がかかる処置や掃除・備品の補充など、思わぬところで手を伸ばしたり重いものを持ったりすることも考えられるので、少し長めにお休みを頂けて安心感がありました。
貧乏暇なしな性分で、パート以外の日は何かしら用事を入れがちなので、少し体が不自由とはいえ、こんなにゆっくりした平日を過ごすのは久しぶりです。
投資関係の本や記事を読んだり、ブログを書いたり、写真整理をしながら過ごしました。
以前から気になっていた「アンガーマネージメント」の講座にも出席してみました。
育児をしている中で、小学校中学年あたりからどうしても子供を怒ることが多く、育児本の他アンガーマネージメントや脳科学の関連書籍などを読んだり、周りのお母さんの対応を参考にさせてもらったり…試行錯誤してはいるものの難しさを感じます。
その中でも、ずっと自分の中で答えが見い出せていなかった事を、講師の方に質問してみました。
子育ての【見守る】と【あきらめる】の違いは何か???
すると…
相手を信じられるかどうかでは?と言われました。
良くなると信じられるなら待つ。それが見守るという事。
あきらめるのは、もう無理だと放棄すること。
もしかしたら表面的には同じ行為になるかもしれないけど、私にはなんとなく納得感がありました。
その問題を自分の中で「見守ること」なのか「放棄すること」なのか一度考えてから子供に伝えることで、言葉のかけ方も少しは違ったものになっている気がします。
そうは言ってもなかなか100%実践できるわけでもなく、頭にカーッと血が上って衝突することもまだまだ多いですが…(;’∀’)
病理検査の結果
話が少しそれましたが、そんな一か月を過ごしながら病理検査の結果を聞きに行く受診日になりました。
数日前に病院から連絡があり、主治医のオペの都合で受診日が前日に変更になりました。
予定が一日前倒しになった事で、なんとな~く嫌な予感がしていました。
(根拠は全くありませんが…)
前日からそわそわし、朝から緊張し始め、病院前で憂鬱になり、足取りが重かったです(泣)
待合室で憂鬱&緊張はMAXでした。
診察室に入り、しこりや湿疹、皮膚感覚などこの一か月間で気になった事を質問しました。
そして傷跡がどれくらい残るかという話の途中で・・・
「残念ながらもう一回手術をしなければなりません。乳管癌でした。」
と告げられました。
その瞬間、質問はすべて頭から飛び
がん ガン 癌
「私…癌かぁ…」とやはりショックでした。
その後の治療について
しかし一人で結果を聞きに来ていたので、ここでショックを受けて帰るわけにはいきません。
すぐに気を取り直して、その後の主治医の話を聞きました。
病理検査の結果では、
切除したがんの大きさは12×8mmですべてが非浸潤性とのこと。
つまりはステージ0。
しかし切除した断端の乳頭方向にがんの露出があり、追加手術が必要とのことでした。
前回よりは少ない量だけど、乳頭側の組織を再度切除するそうです。
追加で切除する分、今よりも乳房の変形は大きくなるとのことでした。
乳房再建をすると、入院日数が2~3週間になり、背中の筋肉を使うそうです。
乳房よりも背中の傷の痛みが強い場合が多いらしく、術後一か月かそれ以上痛み止めを服用する人もいるとのことです。
加えてセンチネルリンパ節生検をするかどうかは、カンファレンスで決定しますとのことでした。
次回の手術の一か月後に、再び病理検査をし、手術でがん組織をすべて切除できた場合は放射線治療に移行します。
ちなみに病理検査の結果により16~25回の放射線照射が必要で、平日は毎日通院する必要があるそうです。
私はとっさに、髪の毛がなくなるのかどうか確認しました。
すると放射線治療は部位を限局して行うため、毛根は無事だそうです。
少しホッとしたのも束の間…
「手術はできれば年内にした方がいいので、手術日程はどうしますか??」と主治医。
週二回と言えども、仕事もありますし、我が家は単身赴任中なので夫が休みを取って戻って来れる日を確認する必要もあります。
ただ前回もそうでしたが、手術室の予約はすぐにいっぱいになってしまう為、仮押さえだけでもしておきたいと思い、11月19日の金曜日に決めました。
手術時間の予約の関係で、この場で乳房再建を「するORしない」も決めなければなりません。
まず2~3週間の入院が難しい事。
そして背中の痛みの方が辛そうな事。
一回目の手術で思ったほど乳房の変形が少なかった事。
などを考慮し、乳房再建はやらない事に決めました。
なので、今回も4~5日の入院予定とのことです。
その後、主治医より右乳房のマンモグラフィーを撮影して帰るよう指示を受けました。
術後一か月でのマンモグラフィーは、定期検診で撮影する時の皮膚が引っ張られる痛みと違い、まだ血腫が残っているためしこりが押し潰される痛みがありました。
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