こんにちわ。かえなです。
今年はあっという間に梅雨明けし、いきなり猛烈な暑さが続いてますね。
なるべく規則正しい生活と栄養、少しの運動を意識して、夏バテせずに毎日を楽しみたいです♪
前回までの記事で、前がん病変→ステージ0の非浸潤性の乳管がんと診断され、二度の手術を受けました。
全身麻酔での手術は人生初だったので、かなり緊張したのですが(特に一度目は…)
何とか無事生還できました(大袈裟( ゚∀゚)アハハ)
再度、病理検査結果を待つまでの日々、ふっと5~6年前に受けた子宮体癌検査のことを思い出しました。
今回は、乳がんと子宮体癌の関係、そして医師から受けた二回目の病理検査の結果とその後の治療方針について書きます。
子宮体癌検査受診
二回目の手術から病理検査の結果まで約一か月の時間がありました。
今回も術後半月ほど、仕事はお休みを頂いていたので、胸の傷やかゆみの様子を見ながら、のんびり過ごしていました。
そしてなぜかふと、5~6年くらい前に子宮体癌検診を受けたことを思い出しました。
当時、結果としてはクラス2(炎症反応ありだが陰性)とのことで、
「半年に一度子宮体癌検診を受けましょう。」と言われました。
しかし、その約半年後に転勤となり、初めのうちは検診に行かなきゃ!と思っていたのですが、引っ越しの慌ただしさと新生活に慣れるのとですっかり忘れてしまい、月日が経っていました。
毎年健康診断で子宮頸がん検査は受けています。
それで大丈夫かな~という気持ちもありました。
しかし、毎年乳がん検診を受けていても乳がんになったし…
どちらも女性特有の病気だし…
一気に怖くなりました。
急いで婦人科を検索し、とりあえず近所の医院を予約しました。
ドクターに過去の子宮体癌検査の経緯やこの半年間の乳がん治療のことを話すと、寄り添って聞いてくださり、少し安心したのを覚えています。
そしてエコーと子宮体がん・頚がん検査をすることになりました。
エコーでは以前からの健診でも指摘されている通り、数個の子宮筋腫がありました。
大きいものだと直径3㎝位あるそうです。
妊娠の希望があれば切除したほうがいいそうですが、そうでなければこのままでOKとのことでした。
診察の中で『乳がんのホルモン治療をすると子宮内膜が厚くなって、子宮がんになりやすくなる。』
と言われました。
乳がんも子宮体癌も女性ホルモンが影響するがんのようです。
しかし、何より乳がんの再発を抑えるほうが最優先なので、そこを第一に考えるべきでは。と医師からアドバイスを受けました。
エコーは異常なしで、子宮体がん・頚がん検査の結果は4週間後くらいに聞きに来てください。と言われました。
まだ検査結果は出ていませんが、とりあえず心に引っかかっていた事柄をまた一つクリアできて、達成感みたいな感覚もありました。
追加切除後の病理検査の結果
年末ということもあり、バタバタと過ごしているうちに乳腺外科で病理検査の結果を聞きに行く日がやってきました。
結果は…
がん細胞は4㎜位残っていて、全体で3㎝位の組織を切除した
すべて非浸潤性の乳管がんだった
断端は陰性
とのことでした。
今後の治療方針は、
放射線治療は絶対。
ホルモン治療もやることを前提に考えていきましょう。とのことでした。
婦人科で受けた子宮体がんとホルモン治療によるリスクのことも含め、以下の質問をし、回答を受けました。
・ホルモン治療で子宮内膜が厚くなり体がんになりやすいのではないか?
→閉経前はあまり変わらないといわれている
・薬を服用することで卵巣が腫れる?という話をきいたがどうか?
→あまり関係ない
・ホルモン治療で更年期症状が起きる?
→可能性はあり。浸潤がんなら辛くてもやりきる事を勧めるが、非浸潤がんの場合は、強い副作用がでるようなら、やめる選択肢も残っている。
それ以外の説明は以下の通りです。
非浸潤性の乳管がんの場合、99%ほかの臓器で再発する可能性はない。
しかし0ではない。残り1%は再発しているということ。
私のがんタイプは、ホルモン受容体 陽性なので、ホルモン治療を行うことで両側の乳房については再発予防の意味がある。
乳房内の再発の軽減は、浸潤がんのデータで3~4%くらい。
非浸潤がん(私の場合)は、データとしてはっきりしたものはないが、それより低い効果と思われる。
全身へのベネフィットは服用してもしなくても変化なし。
ちょと難しいよぉ…💦
少しわかりにくかったので整理すると、
「更年期症状が多少出るかもしれないけど、両側の乳がん再発防止のために5年間毎日ホルモン剤を服用しましょう。
でも全身に対するがん再発予防には関係ありません。
だから薬飲んでても(全身の)他部位での再発は、するときはする。
ホルモン治療と子宮体がんは閉経前はあまり関係がないと言われているので、気にしなくて大丈夫。」
という趣旨だと理解しました。
子宮がんとホルモン治療の関係については、婦人科の先生とは温度差があるように感じました。
私自身の思考として、風邪でも痛みでも、なにか症状があったら一目散に薬に頼るというタイプではありません。
我慢できる程度の痛みなら、なるべく鎮痛剤は飲みたくない。
多少の風邪症状なら早寝する、体を温める、消化の良い栄養のあるものを食べるなど、免疫力をアップして自力で治したいタイプw
(あくまで症状が初期の場合です。2~3日しても良くならないようなら、悪化する前に病院へ行き、薬を処方してもらいます)
なので、乳房に限局した数%(3~4%より低い)の再発予防のために、5年間薬を服用することに少し違和感がありました。
乳がんの再発にとっては多少の意味があっても、生活の質を下げたり、他の部位のがんの確率を上げる可能性があるのは、いかがなものかと…
しかし、私にとって一番避けなければならないのは「死ぬこと」
子供が小学生なので尚更です。
せめて娘が社会人になり、一人立ちするまでは生きてサポートしたい!!
なので、やめる選択肢を残しつつ、ホルモン治療を開始することにしました。
しかし放射線治療で体調の変化があるかもしれないので、ドクターと相談しホルモン薬の服用は放射線治療後から開始するということになりました。
この後、放射線科を受診し治療説明を受けました。
放射線治療も書くこと満載(笑)なので、また次回の記事にしたいと思います。
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