銀行員から歯科衛生士へ

自己紹介
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かえなです。
先日は何とか初ブログを投稿できて
少し興奮気味でした☆
…が、人に伝える文章ってホント難しい。。。
いろいろ考えていたら、何を書いたらいいかわからなくなり、
時間だけが過ぎていきました(;_;)

今日は
私にとっての仕事の考え方、
人生迷った時の選択
について書こうと思います。
お付き合いいただけると幸いです。

2021年現在、歯科衛生士の資格を取って20年目になります。
私は今の仕事が大好きです♪

2回の転勤後、生活が落ち着くまでの間と、産前産後で1年4か月お休みした以外は社員、パートの形態は違えど歯科衛生士をしています。

それまでは丸の内OLとして銀行で働いていました。

かなり昔に遡りますが(汗)
高校卒業後の進路を考えた時、我が家の経済状況を考えると、目的もなしに四年制大学へ行きたい。と簡単には言えませんでした。

いや、「これが学びたい!」
という事があれば、少し無理して行かせてもらうことも出来たと思いますが、
私自身そこまで学びたいこともなく…
世の中バブルがはじけて不景気真っ只中、少しでも名がある短大に進学していい会社に就職しようと思いました。

そこが決まってからの…短大で何をしたいか。
食べることが大好きなので、栄養学を学びたいと思いました。

短大は忙しくも充実していて、
なんちゃって女子大生ライフを送っていたら、あっという間に就職活動に突入。
私が就活した時代は超氷河期と呼ばれました。

とにかく早く内定が欲しかった。
楽になりたかった。
何とか一つでも内定がもらえたら…
と思い、短大の学校推薦枠で銀行に応募しました。

私自身全く金融志望ではなく、
自宅から電車一本で通えるし、
銀座近いし、銀行ならお給料高いって聞くし~なんて軽い気持ちで応募し、無事内定を頂くことができました。

とりあえずこれで一安心。
食品メーカーの最終面接にも進んでいたので、ほかに行きたい会社があればお断りできるものだと思っていました。

…が、学校推薦枠で決まっている以上、
内定したのであればその会社へ入社しなければならないと言われ、私の就職先はあっけなく銀行に決まりました。

それでも銀座近くの丸の内OLなんて、どんな楽しい社会人ライフが待っているのか期待に胸を膨らませて入社したものの、
夢は一瞬にして儚く消えました。

私が配属された人事部はとにかく忙しい(泣)
ほかの部署の同期は定時に帰れるのに、
というか窓口担当の部署なんて勘定(お金の出入り)が合えばお茶して定時の鐘を待ってるよ~♪なんて羨ましい話。

一方私は、入社初月から残業…
はっきり言って人事の仕事は採用、異動、定期昇給、賞与評定など年中繁忙期だし、イレギュラーな仕事も多い。。。
その後は万年残業の嵐でした。
また謎の新人仕事というのもあり、
担当表に乗らない仕事が山ほどありました。
営業部からの斡旋で部内の女性が買ったストッキングを人別に袋詰めしたり、
同じく斡旋で部長が買った「さんま」の問い合わせに対応したり。
今の時代じゃ考えられない仕事です(笑)
一昔前は人員に余裕があったからできたかもしれないけど、世は不景気。
憧れの銀座OLライフは、
自宅と会社の往復ライフでした。
しかし人間関係には恵まれ、上司、先輩、同僚も本当に良い方々ばかりで、たくさん可愛がっていただきました。

そんな毎日を送っていた4年目…

仕事は相変わらず大変だけど
やりがいも感じ、
こなせる量も質も上がり、
その分お給料ももらえて、
自分が好きに使えるお金も増えた。

でもこのまま30歳になっていいのだろうか・・・

仕事柄、規定集や内規を読み込んで
社内の事は詳しくなった。
PCスキルも入社の頃より上がってる。
でもそれって所詮この会社内だけのこと。
PCスキルといっても、ただ事務が滞りなくできるレベル。

このままここにいたら、
この会社でしか使えない人間
になってしまう。
正直恐怖を感じました。
この先おそらく結婚して出産して…
人生どういう状況になるかはわからないけど、この会社でしか使えない人間になるということは、自由度ががかなり狭まる。

女性社員の中には専業主婦希望の人もたくさんいましたが、一人が家事を担い、もう一方が稼いだお給料で生活していく。
と想像すると、どうしても違和感を感じました。
どっちも二人で協力すれば良くない?と。

割と大きな会社だったので、
異動も考えたのですが、
どっちにしろ社内でのスキルになってしまうのかな…と。
いつでもどこでも使える自分になるために、転職をしようと思いました。

いろいろ考えた末、やっぱり手に職が一番早いなと。
女性の資格ガイド~なる本を読み漁り、世の中にはいろいろな資格があることを知りました。

子供の頃からなぜか住宅販売の間取り図を見るのが好きで、住んでもないのに生活導線を考えたりしていましたwww
そこからインテリアコーディネーターがいいかな~と考えたりもしたのですが、部屋を見渡して全くセンスがないことに気づきました((´;ω;`)ウゥゥ

もう一つの興味が「歯」でした。
母が小さい頃から気を付けてくれていたので、矯正せずとも歯並びが比較的良く、自分自身いろいろな方から歯を褒めてもらうことが多かった事。
3歳から虫歯で歯医者に通っていて、受付のお姉さんによく遊んでもらったので歯科医院の印象が良かった事。
当時「歯周病」という言葉をよく耳にするようになったものの、
それがどんな病気なのか?
歯槽膿漏と何が違うのか?
誰がどうしてなってしまうのか?
等々疑問が湧いてきて知りたくなりました。

食べることが大好きな私は、一生自分の歯を守りたい!
私が歯科の知識を学んだら、家族や友人にもいろいろ教えてあげられるかも。
=歯科衛生士めっちゃいいじゃ~ん!
と考え、ベクトルがどんどん転職方向に進んでいきました。

家族や友人に話すと、なんでそんないい会社辞めてまで歯科衛生士になるの?
待遇も年収も下がるしもったいない。と心配してくれる人も多かったのですが、
実は歯科衛生士になりたいと思ったのは人生で二回目だったので、
人に話せば話すほど挑戦したい気持ちになりました。

(高校卒業後の進学を考えた時、歯科衛生士という選択も一瞬考えたのですが、
最終学歴が専門学校卒になってしまうのは不安だし、
まずまず18歳でピンポイントに職業を決めるってどうなんだろう…
その仕事がもし自分が期待していたものと違ったら潰しがきかないな…
など邪念があり短大に進学したのでした)

一度社会人を経験したからこそ、働くという事は、
「自分の人生の大切な時間」をお金に替えることなんだと実感でき、
人から「ありがとう」と言われる仕事がしたいと思うことが出来ました。

そんなあの日から20年以上が経ちましたが、今まで一度も転職を後悔したことはありません
あの会社で働き続けていたら今頃年収○百万円だったな~なんて思うことはありましたが(笑)人生の充実度は、はるかに今のほうが高いと思います。

夫の転職に伴ってたまたま転勤族になりましたが、日本全国歯科医院はあり、どこでも働けます。
むしろコンビニより多いと言われています。
そして勤務先が変わっても、今まで培ってきた経験や知識が生かせる。
家事や育児など自分の生活の基盤を守りつつ、働く形態や時間を選べる。
子育てや介護など、自分の人生経験がさらに歯科衛生士としての引き出しを増やしてくれ、
より患者さんに寄り添えるようになる。
今でも「あの時よく決意して転職したね!」と当時の自分を褒めてあげたいです。

人それぞれ価値観は違うし、正解も違うと思います。
でも私が人生の選択を考えるとき、いつも思うのは「反省しても後悔しない

あの時あれをやっておけば良かったな…と思うのだけは、どうしても嫌なのです。
転職も結婚も投資も子供を持つという選択も、事の大小はありますが、
いつも迷ったときは後悔しないであろう方を選んでいる気がします。

長文乱文にお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
これを読んで下さった方の何かのヒントになったり
考えるきっかけになったら嬉しく思います。

次回は「投資を始めたきっかけ」について書きたいなと思っています。

コメント

  1. 漂流野郎 より:

    ブログ拝見しました。
    私は、昔から人生流されてなんとなく生きてきた人間です。
    かなえさんのブログを読んで、今一度、自分という人間を見つめ直そうという考えに至りました。
    自分のこれからの選択が、未来の自分から良くやったと言われるような
    思考が持てたらなと思います。

    • dh-kaena より:

      コメントありがとうございます。
      漂流野郎さんは、人生流されて生きてきたと書いてますが、きっと周りの方を気にかけられる協調性のある方なんだと思います。
      私のブログ読んで頂けて、さらに何か前向きに行動される事があればとても嬉しく思います。
      今日が人生で一番若い日です!
      私もまだまだなので(汗)お互い頑張りましょう\(^o^)/

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